041豊玉さくら公園
豊玉さくら公園
練馬区豊玉中3丁目
20200307
☆☆☆
カラフルな傘の柄が3本地中から生えたように立っている。よく見ると配管をデザインしたもの。訪れたのが冬なので気付かなかったが、夏には傘の持ち手の部分から水が噴き出すようだ。これは楽しそうだ。
グレー・緑・赤、大・中・小3つの小さな小山が作られている。子供達は自然とピョンピョンと飛び跳ね3つの山をくるくる回る。
なんだか可愛らしく魅力ある公園。
040富士稲荷公園
南からまっすぐ北進してきた環七が北東へ向きを変えるポイントから西へほど近く、南側の中新井川緑道向かってなだらかに傾斜地にある。
公園内の小さな丘の上に富士稲荷神社は建っており、10段ほどの階段がつけられている。富士稲荷神社というのだからこの丘は人工的な富士塚なのかもしれない。1段20㎝として10段で約2m程の高さ。田畑しかない時代には富士山がよく見えたのかもしれない。
西の端には高さ17mもの立派なクスノキが立っていて、3代将軍徳川家光のお手植えと言われるとの説明があり、家光の生涯は1604年~1651年であるから、樹齢はなんと約400年ということになる。富士稲荷神社は1803年に建てられたとあるので、神社が建つはるか前からこの地を見守っている。
遊具は滑り台とスイング遊具が二つ。
039豊玉公園
練馬区役所の南側の足元にある。公園の東隣は練馬図書館で、そのおかげもあり、北側と東側は車通りはなく、全体的に守られた一画のようで不思議な安心感を感じる良い場所。千川上水から分水された中新井村分水路にも近い。
通称タコ公園。タコを模した滑り台がシンボルで絶対的な存在感を放つ。空洞になっているタコの頭から滑り台が5本が伸びる。傾斜やガーブはそれぞれ複雑な形状。少しは離れたところの地中から足2本が浮かび上がり平均台のようになっているのも凝っている。タコに上る階段と合わせて都合足8本が揃う。色も良く優れたデザイン。
公園は小振りながら、砂場も大きくてきれい、背もたれ安全ベルト付きブランコなども魅力を高めている。他に小さめの複合遊具、鉄棒もある
038はなみずきのみち緑道
はなみずきのみち緑道
練馬区豊玉北6丁目
20200202
☆
かつて中新井川の水源が学田公園あたりにあったようだが、やがて水が枯れ千川上水から中新井分水を引いて水を補ったようだ。今はずっと下流の下徳田橋まで暗渠を流れ地表は中新井川児童遊園を除き生活道路となっている。中新井分水は千川通り分岐からビルの間を4ブロック分をすり抜けて車道に出る。ちょろちょろと水が流れていただろうと想像が膨らむ。車道に出ると東側に三菱東京UFJ銀行練馬寮の敷地があり、その南側がはなみずきのみち緑道となっている。車道の間につつじの生垣があり、寮側の壁沿いにもレッドロビンの生垣があり、その間に幅1m強の歩道が100m程続く。銀行が近隣住民に緑道として土地を提供しただろうか。たいへんありがたいのだけれど、欲を言えば車道との境界をあいまいにしてオープン空間を創出できればよかったような気がする。
037ちどり児童遊園
ちどり児童遊園
練馬区中村1丁目
20200202
☆
中村1丁目8番地ひっそりと佇む。中村かしわ公園の東門から南蔵院通りを挟んだ向かいの2区画が8番地で、西側区画はきれいに16等分されているが、東側区画の南側は10等分されているものの北側3棟が少し広く分けられている。その3棟の裏手東側にちどり児童遊園が張り付いている。すぐ近くに中村かしわ公園があるのにこれほど規模の小さな公園を整備する需要があったのだろうか。宅地として売り出された頃に中村かしわ公園があったかどうかは分からない。人に歴史ありというが公園にもそれぞれに謎に満ちた歴史があるものだ。遊具はロッキング遊具がふたつ、小さな子の手遊び遊具がふたつあるだけ。