東京公園散歩

公園を訪れ地域の歴史・地理について理解を深める

022落合公園

落合公園
新宿区中井1丁目
20191117
☆☆☆☆☆

妙正寺川は主に西武新宿線の南側を蛇行しながら東に進むが、松が丘にぶつかると一旦線路を越えて北側に大きく膨らむ。松が丘の北端で南東に向きを変えて進み、再び線路の南側に復帰し、落合公園を巻いて神田川に合流するまでの残り僅かな区間を東へ進む。

落合公園はボルダリングができるとの事前情報を得ていた。子供をミニSLに乗せようと新井小学校でのイベントに参加した折り、たまたま居合わせた保育園の仲間家族で足を伸ばしてみることになり、期せずして訪れることができた。

直径15m、高さ2m程の盛土を造成し、その外周にターザンロープが2本、コンクリートのすり鉢状滑り台、垂直と傾斜のついたボルダリング壁、ローラー滑り台、吊りロープ渡りを放射状に配し、中心部にはアスレチックのようにジャングルジム、トンネルネット、雲梯などを複合的に配置してある。盛土の周囲にはブランコ、回転遊具、スイング遊具、砂場がある。種類も多く、適度な恐怖心や緊張感が味わえ、子供達は飽きることはないだろう。

人口的に湧水させ、せせらぎを作り、池に流れ込んでいる。腕白な男の子なら誘惑に勝てずスボンや靴がびしょ濡れになること必至。池は多様な生物空間というような意味合いのビオトープと呼んでよいようなものかは確認していない。

他にネットフェンスで囲われたバスケットボール場、ドッグランもあり、コンテンツ満載。

公園の北側は西武新宿線の面していてすぐ脇を電車が頻繁に通過する。これまた子供にとっては魅力的だろう。

公園の地下は妙正寺川の調整池となっている。中野区のホームページによると、5万立米を貯水でき、妙正寺川に全部で6つある調整池の中で、貯留量としては3番目の規模となっている。

また行きたい公園である。

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